男性とデートをする対価としてお手当がもらえるパパ活。
ですがそんなパパ活をした女性の中には、男性が食事中に逃げてしまういわゆる「食い逃げ」の被害に遭ったという人もいます。
実はこの食い逃げ、女性の対応次第で防ぐことも可能です。
今回はパパ活における食い逃げについて解説していきます。
パパ活中に食い逃げをされた…どうすればいいの?
ここまで紹介してきたように、パパ活をする際には誰しもが食い逃げの被害に遭う可能性があります。
では、もし自分がパパ活中に食い逃げの被害に遭ってしまったらどうすればいいのでしょうか。
食い逃げをしたからといって犯罪になるわけではない
食い逃げと聞くとお金を支払わずに店から逃げる行為をイメージする人も多く、犯罪になるのではないかと思う人も多いです。
ですが、実はパパ活における食い逃げは犯罪ではありません。
パパが女性側にお手当を支払わなかった、逃げたというだけでは、訴えることはほぼ不可能です。
また、店側にとっても特に問題のないことです。
パパのみが店外へ出ていき、女性側が残るという構図になります。
店側としては、女性から料金を請求すればいいだけのことなのです。
もしパパに食い逃げをされたとしても、特に何の対応もしてもらえないので覚えておきましょう。
まずは自分で支払いをして少額訴訟を起こす
パパに食い逃げをされてしまった場合、その店の支払いは残された女性がしなければいけません。
ここで支払いを拒否してしまうと、詐欺罪などに該当してしまい、女性側が非があるとされます。
そのためまずはその店の支払いを完了させましょう。
その後、パパに対して少額訴訟を起こすことができます。
この少額訴訟は60万円以下の支払いを求める際に利用できるもので、裁判所に申し出て勝訴すれば男性に代金を支払ってもらうことが可能です。
またもし支払いを拒否した場合には強制執行を求めることも可能です。
ですが少額訴訟を起こすためには費用がかかるため、結果、赤字になってしまうことも考えられます。
そのまま諦めてしまう人も多い…
パパ活で男性が食い逃げをした場合、女性がひとまず支払いをしなければいけません。
実はここでパパに請求することを諦めてしまう人も多いです。
先ほど紹介した少額訴訟を起こす場合、裁判所に対して所定の手続きをしなければならず、また数千円~1万円程度の費用がかかってしまいます。
そのため金額によっては少額訴訟を起こしたがために赤字になってしまう恐れがあるのです。
またパパの連絡先がわからない場合は少額訴訟を起こすことができません。
そのため食い逃げをされてしまったら、諦めてお金を支払い、泣き寝入りするという人も少なくないのです。
パパ活で食い逃げが起きるのはなぜ?
パパ活は本来、男性は若い女性とデートができる、女性は男性からお手当がもらえる、というwin-winの関係です。
ではそんな関係の中で、なぜ食い逃げが行われているのでしょうか。
気に入らなかったら逃げようと思っているから
パパ活をしている男性は「こんな女性とパパ活をしたい」という希望を持っています。
ですが、いざ待ち合わせをしてみると、男性が思っていたような女性ではないということも起こりえます。
このような男性は、パパ活の相手が気に入らなければ逃げてしまおうと考えていることがあり、食い逃げが行われるのです。
性格的な問題から自分の望むデートをしてくれなかった、自分が希望する関係を受け入れてくれなかったと言った理由で気に入らずに逃げようと考える人が多いです。
パパ活女子が好みのタイプではなかったから
パパ活をしている男性には、女性の外見を重視して相手を選んでいるという人も多いです。
いざ会ってみると自分の好みではなかったということも起こりえます。
実はこれもパパが食い逃げをする理由の1つです。
とにかく可愛い女性とデートをしたい、自分の好みの女性とデートをしたいと思っているパパであれば、女性と会ってみて、好みでなかった場合、がっかりしてしまい、お金を支払いたくないと思ってしまいます。
その結果、食い逃げをしてしまうのです。
最初から払う気がない
パパが最初からお手当を渡す気がないという可能性も考えられます。
このようなパパであれば、女性の性格や容姿、デートの内容は一切関係ありません。
どんな相手とどんなデートをしたとしてもお金を支払わずに逃げようと考えています。
これ以外の理由であれば、デート中に態度が変わることが多いですが、払う気がない男性は最初から最後まで態度が変わらないため、見抜けずに被害に遭ってしまう女性も少なくありません。
顔合わせの前後のイメージのギャップに耐えられないから
パパ活をするときにはマッチングアプリやパパ活アプリなどで相手を探すことが多いです。
マッチングアプリやパパ活アプリを通じてやり取りをするため、実際とは違うイメージを抱いてしまうことが多いです。
そのため、顔合わせをしてみると、自分が思っていたような女性ではなかったと感じてしまう男性もいます。
このような男性は顔合わせの前後の女性に対するイメージのギャップに耐え切れず、お金を支払わずに逃げようとすることがあります。
また、こういった男性は「騙された被害者」と思いこんでしまい、自分が悪いことをしたとは思っていないケースもあるので注意してください。
パパの言動・行動に注意!パパ活における食い逃げの手口
パパ活をしている男性が食い逃げをするときには、いくつかの手口があります。
その手口を知っておけば食い逃げを防げる場合も少なくありません。
パパ活している最中に、以下で紹介する行動や言動が見られたら、食い逃げの可能性があるので注意してください。
「トイレに行く」といって席を立ったまま戻ってこない
パパ活中の食い逃げでよく使われるのが「トイレ」です。
「トイレに行く」と言う理由で席を立ち、そのまま会計せずに飲食店をあとにしてしまうのです。
トイレは男女別れているため女性は男性がトイレに行ったかどうかなどを見ることはできません。
それを利用して逃げようとするのです。
男性の中には、帽子などを準備しておき、帽子を置いてからトイレに行くと言って逃げるような悪質な男性もいます。
帽子を置いて行くことで、逃げたことがバレにくいように細工するのです。
もちろん、ちゃんとトイレに行っている可能性もあるため、それまでの行動や態度なども踏まえた上で、女性は判断するようにしましょう。
「好きなものを買ってきていいよ」と別行動をしたときに逃げる
食事中以外にも男性が逃げてしまうケースもあります。
特に多いのが「好きなものを買ってあげるから選んできていいよ」と別行動を促し、女性と離れたところで逃げるという手口です。
この手口では食い逃げのように女性がお金を支払わされることはありませんが、本来もらえるはずだったお手当がもらえなくなってしまいます。
しきりに別行動を促してくるようなパパは、この手口を狙っている可能性があるため疑うといいでしょう。
「お金下ろしてくる」と言ってそのまま逃げてしまう
パパ活をしている男性が逃げるときには、「お金をおろしてくる」と別行動をしたスキに逃げてしまうケースもあります。
パパ活はお金のやり取りがあるため、男性が「お金をおろしてくる」と言われると女性は引き止めることはできません。
また、詐欺などを疑われないためにATMまでついていくことも難しいです。
それを利用して逃げる口実に使っているのです。
中には、食事中に「お金が足りないからおろしてくる」と堂々と店を出ていき、そのまま逃げてしまうような悪質なパパもいます。
パパ活で食い逃げをされないための対処法
ここまで紹介してきたようにパパ活をする際には食い逃げのリスクがあり、万が一食い逃げをされてしまうと泣き寝入りすることになるケースも多いです。
そのため食い逃げの被害に遭わないためには、食い逃げをされる前に防ぐ必要があります。
ここからはパパ活で食い逃げをされないための対処法を紹介します。
先払いしてもらえるように頼む
食い逃げを防ぐ方法として、お手当などお金を先払いにしてもらうという方法があります。
先に食事代を預かっておいたり、お手当を受け取ることでお金を受け取れずに逃げられる自体を避けることができます。
嫌がる男性もいると思いますが、会う前の、条件を決める際に「お手当は先にもらいたい」、「逃げられるのが不安なので先に食事代を受け取っておきたい」と伝えるようにしましょう。
きちんと納得できる理由を伝えれば、安全なパパであれば受け入れてくれる可能性が高いです。
デート中はパパと離れないようにする
パパ活における食い逃げを防ぐためには、パパから離れないことが重要です。
食い逃げを考えているパパは、トイレなどを理由に女性と別行動をして女性から離れようとすることが多いです。
それを防いでしまえば食い逃げのリスクは大幅に下げられます。
デート中に店内を見るときは男性と一緒に歩く、トイレに行く際にはトイレの前で待っておく、食事中のトイレの際にはカバンなどを席に残しておいてもらうなどをすれば男性は食い逃げできなくなるでしょう。
ケチなパパとはパパ活をしない
パパ活といえば男性が女性に対してお手当を渡すため、裕福な男性がするというイメージが有る人もいることでしょう。
ですが実際にはお金を使いたくないと思っているケチなパパもいます。
ケチなパパはお手当や食事代をケチるために食い逃げをする可能性があるため、ケチな可能性があるパパとはパパ活をしないことをおすすめします。
次の特徴に当てはまればケチなパパの可能性があるため注意してください。
- 提示してきたお手当の金額が低い
- 食事代を割り勘にしようとする
- お金にシビアなことをアピールする
パパの個人情報を引き出す
パパ活で食い逃げをされてしまったとき、相手の個人情報がわかっていてば請求したり先ほど紹介した少額訴訟を起こすことも可能です。
ですが、個人情報がわかっていない場合、逃げられたあとに連絡が取れなくなってしまい、手の打ちようがなくなってしまうことがあります。
パパ活における食い逃げを防ぐためには、パパの名前や住所、連絡先などの個人情報を事前に確認しておく事が重要です。
これらの情報が割れている場合、パパ側も気軽に食い逃げをすることができなくなります。
逆に言えば、個人情報を教えてくれるパパであれば食い逃げのリスクはかなり低いと言っていいでしょう。
事前に食事代を支払って貰う約束をしておく
パパ活では男性が食事代を支払うのは当たり前だと思っている人もいることでしょう。
ですがもし食い逃げをされてしまったときのために、事前に食事代を支払って貰う約束をしておくことが重要です。
事前に約束をしておくと、万が一食い逃げをされてしまって少額訴訟を起こした際に証拠とすることができます。
逆に約束をしていないと逃げられてしまう可能性があります。
また事前に食事代を出してもらうことをお願いすることで、ケチなパパかどうかを見極められる場合もあります。
パパ活で食い逃げのまとめ
今回紹介してきたように、残念ながらパパ活をしていると食い逃げをされるリスクがあります。
ですがちょっとしたことに気をつければ、食い逃げのリスクは大幅に下げることができます。
食い逃げを考えていないパパは多いですが、万が一のときのために対策をすることをおすすめします。