なかなか貯金することができない、いつも金欠。
そういう女性は日常的なお金の扱いに関して、何かしらの問題がある可能性があります。
今一度振り返り、直すべきところを直して、お金が貯まる体制を整えていきましょう。
貯金ができない女性の特徴
固定費に無駄が多い
支出は変動費と、毎月必ず出ていく固定費とに分けられます。
家賃や通信費、光熱費や保険料などが該当しますが、ここに無駄が多い場合には、必要以上の出費が延々と続いてしまうことになるのです。
本来であれば貯金に回せたはずのお金まで出て行ってしまいます。
なかなかお金が貯められない人は、この固定費を正確に把握していなかったり、節約できる部分を見逃していることも多いのが問題です。
毎月どのくらい出費しているか知らない
しっかり金銭管理ができている人は、何にどのくらい使ったか毎月の出費がわかっています。
しかし、そのあたりがずさんでレシートをもらわず、明細も見ず、お財布の中身がなくなったり引き落としされてからやっと焦り始めるという人は、下手をすると知らず知らず限界までお金を使ってしまいがちです。
そもそも何にどれくらい支出したか、毎月の変動を知らなければ、貯金するところまで気が回りません。
些細な出費に対してルーズ
お腹が空いていないのにコンビニに立ち寄ってしまったり、目的以外のものをついつい購入してしまうという女性は、出費に対してのルーズさが貯金を妨げてしまっています。
「大きなものを買っているわけではないから少しくらいは良いでしょ」と油断していると塵も積もれば山となるものです。
たとえ1回ワンコイン程度でも「このくらいなら大丈夫、影響はない」と思っているとかなりの金額になります。
収入に合わせた生活レベルにできない
収入額に相応の生活を送ることができず、支出の割合が多すぎて、貯金どころかギリギリの暮らしになってしまっているかたは、すぐに見直しが必要です。
ブランド品を使いたい、流行りものに乗り遅れたくない、そんな気持ちを優先して見栄を張れば、自身の金銭状況に相応しくない出費が結局首を絞めてしまいます。
贅沢は否定しませんが、あくまでも収入の範囲で無理なくでなければなりません。
つい衝動買いしてしまう
お金の使い方についての無計画さゆえに、衝動買いに走らせてしまいます。
自制心が働く人であれば、本当にそれが自分にとって必要な物かよく考えてから購入できますが、物欲を満たすことを優先して出費がかさんでしまうのです。
衝動買いは高級な物ばかりではなく、セール品なども該当します。
立ち寄ったスーパーでいつもより安いものを見つけてつい買ってしまう、よくあることですが、買ってから後悔することが多い女性は注意が必要です。
主な支払い手段がクレジットカード
現金を使わずに支払いをするかたが増えてきましたが、日常的にクレジットカードを利用していると、いくら出費したか、その都度確認しづらいというのがデメリットです。
お金を支払っているという感覚が得られず、翌月の請求額が思った以上の額になっていて驚いたという経験があるかたも多いでしょう。
引き落とされて残高がなくなり、次の月も返済を遅らせるためにクレジットカードを使うという悪循環に陥りがちです。
整理整頓ができない
自分の部屋が散らかりっぱなしで、綺麗に掃除ができないタイプは、お財布の中身の整頓や家計簿付けも苦手なタイプが多い傾向です。
片付けるという習慣がない人は、レシートや領収書を取っておいて、後からまとめることも困難でしょうし、適当さがお金の管理面にも表れるのです。
部屋が散らかる理由の1つに、無駄に物が多いという点が挙げられます。
不要な物をつい買ってしまう特徴からも、金欠の原因に繋がるでしょう。
今からできる貯金対策
どのくらい貯金するか目的と金額を設定
何事も具体的な目的がなければ、達成までのモチベーションを保つことは困難です。
何気なく貯金を増やそうとしたところで、明確なゴールラインを定めなければやりがいを感じられず、諦めてしまうでしょう。
次の年までに何万円貯める、そう明確に決めておけば、では毎月どのくらい貯金すれば達成できるのかが見えてきます。
ただ、闇雲に立てた計画は頓挫してしまうので、収入に見合う、達成が現実的な金額にするのがコツです。
先に貯金する額を決めてから支出に回す
お金を貯める有効な手段として、収入を得たらまずは貯金しておく分を別にして、それ以外を支出に回すように心がけるという方法があります。
貯金専用の口座を作っておけば管理も楽です。
銀行によっては、給与が振り込まれると自動的に一部が別口座に入金される便利なサービスを提供してます。
あらかじめ絶対に使わないと決めた口座に分けておくことで、心理的にも手を付けにくくなるので効果的です。
固定費から見直していく
毎月ほぼ一定の金額が出ていく固定費を今以上に減らすことができれば、継続的な節約効果を期待できます。
特に見直しやすいのが通信費。
格安スマホにしたり、契約プランを必要最低限なものに切り替えれば、数千円は安くなるでしょう。
また、年会費を支払っているサービスがあれば、退会して無料サービスに乗り換えるのもおすすめです。
日常的に水道や電気を無駄遣いしない心がけをするだけでも違ってきます。
生活コストもできるだけ低減
普段の何気ない出費を抑え、細々とした出費を削減していけば、それだけ貯金に回せるお金が増えていきます。
外食が多い方は自炊をする、外でついコーヒーやペットボトルを買ってしまう方は、水筒に入れたものを持ち歩くようにする、これだけでも1日にかなりの無駄が減らせるでしょう。
生活コストが低い人は、どうでもいい出費をしない習慣が身についています。
安いものは積極的に使い、買わなくていいものは手を出さない。
また、見栄のために高いものを購入したりもしません。
今よりも収入額を増やす
当然ですが、収入が増えればそれだけお金まわりにゆとりが出てきます。
無駄遣いを減らすことは大切ですが、収入を増やすと、単純に、今の生活を無理に変えようとしなくても貯金することは可能です。
今の仕事にプラスして、副業をしているという人も昨今増えてきました。
短時間のアルバイトを始めたり、パソコンやスマホを使ってお小遣い稼ぎをしたり、資産運用をしている人もいます。
さまざまな手段がありますから、自分に合っている方法を見つけて生活を豊かにしていきましょう。
すぐに無駄を減らして貯金を増やそう
お金の出入りを正確に把握する、節約する、散財する癖を直して無駄をなくす、毎月コツコツとそれを続けていくことで、お金を貯められる体質作りができます。
まずは目標を立て、達成のために少しずつ貯金を形成していきましょう。
お金がしっかり管理できれば、ゆとりのある人生になります。