給料を毎月貰っているのに、いつもお金がなくて困っているという人は多いです。
少しの工夫で、お金を節約する事は出来ます。
お金を節約する習慣を身につけて、実践していく事で、毎月必要なお金を確保する事は可能です。
給料日までお金がない時に実践してみたい対処法
外食が多いのであれば控えて自炊にする
外食は、飲食チェーン店や安めの定食屋を活用していても定食が600円~1000円ぐらいになってしまう事がしばしばあります。
仕事柄、外食する事が多い人にとっては、なかなか弁当を作って持ってくるといった事が難しいかもしれません。
そこで、1日3食の中で何食かを自炊するようにするだけで節約する事が出来ます。
自炊をする時のコツは、1週間分をまとめて作ってタッパーやジップロックなどに入れて冷凍保存する事です。
食べる時に電子レンジで解凍・温めていくと、時短に繋がります。
コンビニでの買い物を控える
コンビニは定価で販売されている事が多いので、スーパーやディスカウントストアに比べると割高です。
常にセールが行われているスーパーやディスカウントストアのチラシを確認して、コンビニで買っていた物をスーパーやディスカウントストアで買うようにする事で、お金を自然と節約する事が可能です。
店によって割引している商品や割引率は異なります。
チラシは新聞と一緒に配布されていますが、近年ではチラシ専門サイトでパソコンやスマホなどでチラシを見る事が出来たり、価格比較サイトで商品の店頭価格を比較出来たりするので、このようなサービスを活用すると効率良く商品を見つける事が出来ます。
家にある不用品を売却
物を購入していると、いつの間にか不要品が溜まっている事があります。
特に雑誌や書籍や漫画本は、古書店に持っていって買い取ってもらうと売却益が出てきます。
不用な本の中には、中古市場で値打ちのある物があるかもしれません。
また、ブランド品を持っているなら、それをブランド買取ショップに持っていく事で高値で売る事も出来ます。
近年では、ブランド品やゲーム、本、貴金属、それだけでなく、未使用のお酒や化粧品の買取を取り扱うショップもあります。
様々な不用品を売却する術があるので、不用品の売却に挑戦してみるのも良いでしょう。
空いている時間で日払いや週払いのアルバイトをする
昔は企業が直接求人サイトや求人誌に求人を出している事が多かったですが、近年では日払い・週払いのアルバイトは派遣会社を通して募集をしている事が多いです。
派遣会社に登録しておく事で、仕事がある時に紹介してくれます。
日払い・週払いのアルバイトで多いのが、交通量調査や引っ越し作業やイベント会場の設営スタッフなどです。
派遣会社によっては、日払いや週払いに対応している所があります。
普段、仕事をしていて、もう少しお金が欲しいという時には、こういった日払い・週払いのアルバイトをすると、お金を増やせます。
家族からお金を借りる
家族に「お金を貸して」というのはなかなか言い出しにくいかもしれませんが、消費者金融会社などからお金を借りるよりも精神的に楽です。
月給を貰っていて、安定した収入がある人であれば、家族がお金を貸してくれる可能性はあります。
お金を借りる以上は、返す期日などの条件を申し出ておくと、お金の事でギクシャクする事はありません。
ただ、いくら家族と言っても、全くお金を返さないとなると、家族間の信頼性が揺らぐ原因になるので、ほどほどに借りるように心がける事が大切です。
友人や知人からお金を借りる
友人や知人からお金を借りる場合は、家族からお金を借りる場合よりも気を使う必要があります。
相手にも生活があるので、あまり過度にお金を借りると迷惑をかけてしまう事になるからです。
家族からお金を借りる以上に、しっかりと返済までの条件を明確にしておきます。
友人や知人からお金を借り過ぎると、お互いの関係が崩れる原因になります。
友人や知人からお金を借りたら、確実に返済する事で今までの信頼関係を保つ事が出来ます。
クレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りる
現代人は、クレジットカードを所有している人が多いです。
クレジットカードにはショッピング枠の他にキャッシング枠が設定出来るようになっています。
給料日までキャッシング枠でしのげるのであれば、クレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りるのも良い方法です。
ただし、キャッシング枠でお金を借りると利息が発生するので、返済をするには元金と利息を合わせた金額のお金が必要になります。
他にお金を確保出来る方法があるのであれば、極力、クレジットカードのキャッシング枠を使わない方が良いでしょう。
給料日までに金欠にならないための対処法
食費・光熱費など生活費の収支を見直す
金欠になってしまう原因を突き止めておく事は大切です。
食費・光熱費・家賃・ネット代などといった様々な生活費を今一度見直してみると、無駄にお金を使っている点を見つけられるかもしれません。
家賃や税金、ネット代などは、ある程度固定されますが、食費や光熱費や趣味にかかる費用などは知らない間に増えている事があります。
光熱費の場合は、電気代やガス代や水道代のいずれもが気づかずに使い過ぎている事があるので使用量が節約出来る機器を導入する事で、ある程度料金を抑えられます。
サブスクを使っているなら、使っていないサービスは解約するようにしておくと生活費の削減に繋がります。
副業を始める
普段、仕事をしていても始められる副業は数多くあります。
YouTubeの収益化で稼いだり、ブログにアフィリエイト広告をつけて稼いだり、自分が持つスキルを時間売りしたりといった方法は隙間時間での副業として有効です。
また、ネットショップを作って、自分のスキルを活かしてオリジナル商品を販売していくといった方法もお金を稼ぐのに適しています。
ネット社会でSNSが当たり前になっている時代において、副業の幅が広がっています。
ネットサービスを活用する事で副業を始めやすい環境が整ってきています。
給与が低いままなら給与交渉、転職の検討を行う
今まで同じ会社に所属していて、給料があまり上がらないのであれば、会社に給与交渉をするといった事を検討します。
会社によっては、そういった機会が設けられていない事もあります。
その時は、転職をする事を考えてみても良いでしょう。
同じ業界で転職はしやすいですが、業界によっては会社を移っても給料面で変わらないといった事は多々あります。
難易度の高い国家資格を取得してから全く別の仕事に転職しないと、給料を大幅に向上させる事は難しいです。
給料日前にお金がなくなる人に共通する原因
何か無駄遣いをしている
日々の生活費は、光熱費・食費・遊興費・税金など様々なもので構成されています。
食費や遊興費の使い過ぎは、給料日前にお金が無くなってしまう原因の1つです。
これを改善する事が、お金を残す第一歩になってきます。
外食をするのが大好きであったり、物販イベントで物をいっぱい買ってしまったり、ブランド品が大好きでついつい新作を買ってしまったりするのであれば、生活費に大きく影響を及ぼします。
光熱費に関しては、エアコンの使い過ぎやテレビ・パソコンのつけっぱなし、シャワーの使い過ぎなどが料金を跳ね上げる要因になります。
古い機器を使っていると、最新機器よりも電力消費量が多いので、同じ使い方でも電気料金は変わってきます。
サブスク系サービスを登録し過ぎている
近年では、売り切りサービスだけでなく、サブスク系のサービスがとても増えています。
携帯電話料金においても、サブスクでオプションを付けたり、VODや音楽配信サービスなどで月額サービスを使っていたりと比較的身近に使う機会が多いです。
こういったサブスクの契約が増えていくと、1つのサービスの料金が安くても月に支払う料金が増えてしまいます。
特に生活費にお金を使い過ぎているわけでもないのに、毎月のお金を支払う金額が多いという場合は、サブスク系サービスの契約が多い可能性はあります。
ギャンブルが習慣化している
パチンコや競馬や競艇などのギャンブルは楽しいですが、それが習慣化していると、いつの間にかお金が無くなっているという事はあります。
競馬や競艇などの公営ギャンブルは100円から始める事が出来ますが、積もり積もってくると大きなお金を使っている事もあります。
パチンコは至る所にあり、競馬や競艇はネット投票で買う事が可能です。
誘惑に負けやすい人や、つい熱くなる人は取り戻そうとムキになってしまう事があり、より多くのお金をかける場合が増えます。
交際費に使う機会が多い
会社での付き合いや接待などで飲み会や外食をする機会が増えてしまう事があります。
交際費がかさんでくると、クレジットカードで支払ったとしても、月の給料は決まっているのでお金が無くなってきます。
外食や飲み会で、安いお店を使っても、回数がとても多いのであれば、総額は相当なものになります。
付き合いが多い人は、それだけ飲み会に参加する機会が増えてしまいます。
これが交際費が増えていく大きな要因になっているのです。
生活水準が高すぎる
月に貰っている給料と比較して、現在住んでいる所の家賃が高かったり、単価が高い物を食べたり、食べる量が多かったりするとお金が足りなくなるといった状況に陥ります。
また、他者にマウントを取りたいという衝動の為に無理をして生活水準を高めるというのも、お金が無くなる原因です。
現代社会では何かと競争しようとしたり、人よりも優れている事を示したりする人が増えています。
そういった環境に取り残されないようにする為に生活水準を高くすると、貰っている給料に比例しない無理な生活を送ってしまいます。
給料日前にお金がなくなってしまう事に関するまとめ
お金が毎月無くて困る原因は、人それぞれです。
しかし、お金を増やしたり、無駄を減らしたりと工夫をする事で改善する事は出来ます。
どのような事にお金を使い過ぎているのか、お金を増やしていく方法はないのかを常に考えていく事で、お金が無いという状況を解消していく事が可能です。