既婚者の男性とパパ活するとなると、不倫にならないかと心配したり、疑問に思うこともあると思います。
ここでは、既婚者男性とのパパ活は不倫にあたるのか、慰謝料が発生することがあるのかなど、パパ活と不倫についてまとめていきます。
不倫になるパパ活と不倫にならないパパ活がある
食事するだけなら不倫にはならない
パパ活といっても、食事をするだけの関係から体の関係を持つなど、関係性はそれぞれで違います。
異性の友達とお茶や食事をすることと同じく、パパ活でも食事などだけであれば不倫にはなりません。
もちろん、パパと連絡を取っても不倫にはなりません。
食事をするだけの関係であれば「友達関係」の範囲を超えないので、「不倫」と決めつけられて慰謝料を払うということはありません。
例え、お手当を受け取っていても不倫にはならないので安心して下さい。
体の関係があれば不倫になる
では、不倫の境目とは一体何でしょうか。
すごく分かりやすくて、明確な境目は体の関係があるかどうかです。
パパ活で不貞行為をすると不倫になってしまうので注意しましょう。
不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の人と肉体関係をもつこと。
ただし、肉体関係がなくても行為によっては不貞行為とみなされることもあります。
ギリギリ肉体関係がないようなグレーな関係、例えば、一緒にお風呂に入るなどのコミュニケーションを取った場合などが考えられます。
キスは不貞行為になるかどうかは微妙で、それ以上のことをした場合は不貞行為になると考えておきましょう。
パパ活を始める前に把握しておこう！不倫になってしまう条件
相手が既婚者だと知っていた場合
パパが未婚だと偽っていた場合、関係をもっても不倫にはなりません。
女性は騙されていたということになり、被害者でもあるので不倫だと断定されにくくなっています。
しかし、女性側が、パパが既婚者だと知っていた場合は故意過失となります。
「悪いこと」と分かった上で関係を持っているため、過失と判断されて不倫と判断されることになります。
パパ活は、マッチングアプリなどで知り合うのが一般的で、身近な人でないため、未婚だと嘘をついてパパ活をする男性もいます。
体の関係をもった場合
相手が既婚者と知った上で体の関係をもつのは不倫です。
既婚者は、配偶者以外とは性行為をしてはいけません。
配偶者がいるパパだけが不倫になるわけではなく、女性も不倫をしたことになるので注意しましょう。
パパと体の関係をもつと、女性は配偶者の権利を侵害していることになります。
恋愛感情があろうがなかろうが不倫になるので、いくらパパ活であっても不倫と断定されることになりますよ。
パパ活で不倫慰謝料が請求されない場合
パパが慰謝料を払っている場合
不倫をすると慰謝料を払うことになります。
慰謝料を請求するのはパパの妻で、対象はパパと不倫相手。
しかし、慰謝料は配偶者が○○円、不倫相手が○○円と決まっているわけではありません。
「不倫の慰謝料」として慰謝料の金額が決まるため、パパがその全てを払った場合は、もうそれ以上に請求されることはありません。
つまり、パパが妻に慰謝料を請求されて支払っている場合、女性側が追加で慰謝料を払う必要はありません。
パパに未婚だと嘘をつかれていた場合
既婚者とパパ活をするとリスクもあるため、未婚のパパしか相手にしないという女性もいます。
パパも既婚だとパパ活が不利になると分かっているため、「結婚していない」と嘘をつくこともあります。
嘘をつかれていたなら、女性側の過失はないですし、騙されていたのでむしろ被害者でもありますよね。
そのため、未婚だと嘘をつかれていた場合は、体の関係をもったとしても慰謝料を請求されませんよ。
「既婚者だと知らなかった」ことが証明できるようなメールなどがあれば安心です。
健全なお付き合いしかしていない場合
食事をするだけ、会って買い物をするだけ、など肉体関係のない健全な関係であれば、慰謝料を請求されることはありません。
請求されたとしても支払う必要もないので安心して下さい。
不倫をすると慰謝料を払うことになります。
不倫かどうかの判断基準は、肉体関係があるかどうかが重要。
請求する側も、ホテルに入っていく写真や意味深なメールなどの証拠が必要。
肉体関係があると分かるような証拠がなければ、慰謝料を請求するのは難しくなります。
不倫をしたときの慰謝料相場とは？念のために知っておこう！
不倫発覚後の状況によっても金額が変わってくる
慰謝料は「不倫をしたらいくら」と決まっているものではありません。
その不倫によって夫婦関係がどうなったのかということも重要なので、不倫が発覚してからどうなったのかによって慰謝料金額が変わってきますよ。
例えば、不倫発覚後に離婚も別居もしなかった場合の相場は、50～100万円。
別居した場合は100～200万円、離婚した場合は200～300万円となっています。
| 不倫発覚後… | 慰謝料 |
|---|---|
| 別居した | 100～200万円 |
| 離婚した | 200～300万円 |
| 別居も離婚もない | 50～100万円 |
慰謝料は被害者に払うものです。
パパと奥さんがどんな状況になっているのかで金額が変わることになりますよ。
家庭環境や子供のありなしでも変わってくる
慰謝料は、被害者の家庭事情によっても変わってきます。
例えば、不倫を何度もしていて関係が悪い場合、今まで円満で上手くいっていた場合など。
もともと夫婦関係が悪い場合よりも、円満だった家庭の方が慰謝料が高くなりやすいです。
また、子供がいると慰謝料が高くなる傾向もあります。
不倫によってどれだけ家庭に影響を与えたかで慰謝料金額が変わるため、子供がいると影響が大きいと判断されることになるのです。
慰謝料を請求されてしまった！パパ活で不倫バレしたときに出来ること
既婚者だと知らなかったときは証拠を探す
パパが既婚者だと知らなかったときは、「知らなかったことを証明できるもの」を探すようにしましょう。
パパ活で体の関係を持っても、未婚だと思っていた場合は慰謝料を請求されても払わないで良い場合がほとんどです。
メールやLINEなどを見返し、既婚者だと知らなかったと分かるものが必要です。
「このまま1人だと寂しいから結婚する？」、「なんでパパは良い人なのに独身なの？」など、何か証拠がないか見返してみるようにしましょう。
不倫の証拠があるかどうかを確認する
いくらパパと不倫関係にあっても、慰謝料を請求するには証拠が必要です。
探偵事務所などに夫の不倫調査を依頼する人もいますが、それはしっかりした証拠を得るため。
証拠がなければ不倫とは断定できずに慰謝料を請求できないからこそ、プロに依頼して証拠を集めようとするのです。
パパの妻に慰謝料を請求された場合は、決定的な証拠があるのか聞いてみましょう。
ホテルでの密会写真、ホテルのレシート、不倫だと分かるようなメールや写真など、明らかな証拠があるかどうか確認するようにして下さい。
和解するか裁判するか考える
決定的な証拠があって、慰謝料を請求された場合、和解するか、裁判をするかの2択です。
どちらが良いというわけではないので、納得できる方を選ぶようにしましょう。
大事にしたくない、慰謝料を払って早く解決したいと思うのであれば和解。
要求された慰謝料が高くて納得できないなどであれば裁判をするなど、自分で判断するようにして下さい。
裁判をすると弁護士費用などもかかることになります。
慰謝料を含めて総額でどのくらいになるのかもだいたい計算しておきましょう。
弁護士に相談して間に入ってもらう
パパ活で慰謝料を請求された場合、弁護士に相談するのも一つの手です。
慰謝料の相場や証拠についてなど、素人ではよく分からないことが多いので法律のプロに相談すると安心です。
自分で対応できるのであれば対応しても構いません。
しかし、不倫で慰謝料を請求されると頭が真っ白になって冷静な判断ができない場合も。
無料相談を行っている弁護士事務所もあるので、相談して依頼するかどうか考えてみましょう。
慰謝料問題になると大変！パパ活するときに事前に注意しておくこと
未婚のパパとだけパパ活をする
慰謝料を請求されたくないのであれば、未婚のパパとだけ関わるようにしましょう。
既婚者だとリスクがあり、後で面倒なことになって後悔することも。
ただし、未婚だと言われてもそのまますぐには信じないようにしましょう。
未婚だと嘘をつかれていた場合は不倫にはなりませんが、嘘をつかれていたという証拠を残す必要があります。
言葉だけを鵜呑みにはせず、未婚か既婚かしっかりと確認するようにして下さい。
体の関係は持たないようにする
体の関係をもった方が、パパ活のお手当が高くなるため、体の関係を持つ女性もいます。
しかし、不倫や慰謝料のことを考えると体の関係は持たない方が安心です。
できるだけ食事だけの関係になるようにして、自分の身を守るようにしましょう。
体の関係を持てばお手当もアップしますが、慰謝料を払うことになると本末転倒です。
受け取った金額よりも慰謝料の方が多くなると意味がないので、安全面も考えるようにしましょう。
慰謝料を払えないとリスクが大きい！周りの人にバレる可能性もある
慰謝料が支払えない場合は財産が差し押さえられる
お金がないからこそパパ活をしているという女性は多いです。
しかし慰謝料を請求されたら、「お金がない」という理由で逃げることはできません。
支払いができない場合、口座の差し押さえや、給料が差し押さえられることになります。
差し押さえをされると職場に通知が届きますし、裁判沙汰になると家族にバレることもあります。
パパの妻が感情的になって、会社や実家に乗り込むこともあるので注意するようにして下さい。
パパ活で不倫をするのは危険！一度冷静になってみよう
不倫をしてパパの妻にバレた場合、慰謝料を請求されることになります。
既婚者だと知っていて体の関係があれば、慰謝料から逃げることは難しいです。
リスクを背負いたくないのであれば、最初から未婚のパパだけを選ぶようにしましょう。
