立ちんぼで遊ぶ際に、同時に必ず警戒しておかなければならないのが美人局(つつもたせ)という犯罪です。
昔から立ちんぼと美人局は非常に相性がいいことで知られており、立ちんぼで遊ぶつもりなら美人局への備えをしておくことは夜の街の常識ともなっています。
しかし最近は美人局について無警戒な男性も増えてきているので、「カモ」にされないためには美人局について学んでおくことをおすすめします。
美人局とは何?
美人局(つつもたせ)とは男女のカップルが共謀して行う詐欺行為です。
女性の方が「カモ」とする男を誘い、デートやエッチをしているところに、パートナーの男性が現れて「俺の女に手を出したな、金を払え!」と脅すのが美人局の典型的なパターンとなっています。
美人局は被害者側に非があるように思い込ませることで、被害届を出しにくくするという特徴があります。
また立ちんぼのような非合法の裏風俗を利用している最中に美人局に遭ってしまうと、被害届を出すことで自分自身も逮捕されるのではないかという恐怖から、泣き寝入りになってしまうことも珍しくありません。
美人局の可能性が高い立ちんぼ女子を見分けるポイント
交渉が短時間で適当に終わってしまう
立ちんぼでは金銭の交渉を当人同士で行う必要があります。
女性側にとってはこの交渉は稼ぎを決めるために非常に重要なものであるはずですが、たまに交渉が極端に短い立ちんぼ女子が存在しています。
お金やプレイ時間に関する取り決めを簡単に済ませて、とにかく男性客を早くホテルに連れていこうとする立ちんぼ女子は高確率で美人局と考えた方がいいでしょう。
客側の男性としても立ちんぼ女子との交渉は短い時間で済ませてしまいたいという心理が働くため、少し怪しいと感じても意外とそのまま誘いに乗ってしまうことがあります。
エッチに積極的な態度を取る
妙にエッチに対して積極的な立ちんぼ女子にも警戒の必要があります。
立ちんぼというのは言うならば個人事業の風俗店ですから、エッチはあくまでお仕事です。
客を喜ばせるために積極的なふりをすることはありますが、男性が妄想するような「痴女の立ちんぼ」はほぼ存在しないと思っておいた方が賢明でしょう。
そのため、一刻も早くエッチしたいといったように猛烈な誘いをかけてくる立ちんぼ女子は、美人局を目的としていると考えることが大切になります。
その地域の相場よりも低い金額を提示してくる
立ちんぼというのは地域や年齢層によって、ある程度金額の相場がはっきりしています。
そして立ちんぼ女子の数が減っている現在は、他のライバルよりも安い金額を提示して必死で客を呼び込むといったケースは非常に少なくなっています。
基本的に現在の立ちんぼ女子は相場より金額を釣り上げることはあっても安くする理由はあまりないため、相場よりも安い金額を提示してくる相手は美人局を疑った方がいいでしょう。
その地域の相場を知らないと安易に引っかかってしまうことがあるので、特に旅行先で立ちんぼ遊びをする際には要注意です。
カラオケボックスや部屋などの密室に行きたがる
美人局が実際に脅迫を行う場所は、他人の目に触れない密室空間になります。
女性の方がまずはカモの男を二人きりになる場所へと誘い出し、そこに脅し役の男性が乱入してくるというパターンが基本となることを覚えておくようにしましょう。
たとえばホテルの部屋だからといっても、女性が鍵を開けてしまえば脅し役は簡単に入ってくることが可能です。
カラオケボックスなど鍵のつかない部屋ではもっと簡単に三人だけの密室空間が作られてしまうので、立ちんぼ女子がホテルよりも先に二人きりになりたがるケースも美人局を警戒した方がいいでしょう。
また、立ちんぼ女子が自宅に誘ってくるケースは特に怪しいと思っておいた方が無難です。
立ちんぼで美人局の被害を避ける方法
余計なお金や高級品は持ち歩かないようにする
美人局の被害に遭ってしまうと、そのとき持っている現金だけでなく、キャッシュカードやクレジットカードでさらに多額のお金を用意させられることもあります。
高級時計などブランド品を身につけているとそれも奪われる危険があるので、基本的に立ちんぼで遊ぶ際には最低限の現金のみを持ち歩いて財布や高級品はどこかに預けておくのが安全です。
とはいえ相場ギリギリの現金しか持っていないと遊ぶには心もとないので、その地域の立ちんぼ相場をしっかり調べた上で、美人局に遭ってもダメージの少ない金額をお守り代わりに持っておくことも大切になります。
密室に入る場合は男性客側が場所を指定する
周辺に詳しくないと立ちんぼ女子の指定するホテルを何の疑問もなく使ってしまうものですが、美人局を回避するためにはホテルや遊ぶ場所は可能な限り男性客側が選ぶようにした方が安心できます。
客側からホテルを指定して難色を示されるようなら、その時点で美人局の疑いが強い立ちんぼ女子であると判断する材料にもなります。
最近はスマホを使えば簡単に周辺のホテルを検索することができますが、美人局に遭ったときのことを考えるとスマホを持ち歩くことにもリスクがあります。
そのためホテルの名前と場所は事前にアタリをつけて暗記しておくのもおすすめです。
個人情報や連絡先は絶対に教えない
美人局でもっとも厄介なのが、その場の脅しだけで終わらずに個人情報を握られて継続的な脅迫被害に遭ってしまうケースです。
女性側が未成年であったり客の社会的な地位が高かったりすると、脅しがエスカレートして数年間に渡って巨額のお金を毟り取られてしまうことすらあります。
大切なのは美人局に遭ってしまった場合も、自分の個人情報だけは死守するということです。
相手の脅しに負けて連絡先を教えてしまったり本名に繋がる身分証などを渡してしまうと、一気に被害の範囲が拡大していくことになります。
そのためスマホや免許証といった個人情報の塊となるものは、そもそも立ちんぼ遊びの際には持ち歩かないという基本的な対策がさらに重要になるでしょう。
いざとなったら走って逃げられるように軽装にしておく
美人局に遭った際に下手に抵抗してしまうと、怪我を負わされる恐れもあります。
ただし黙っていても解決はしないため、逃げられるなら逃げてしまった方がいいのも確かです。
すでに密室に入ってしまっていると逃げるのは難しくなりますが、ホテルの廊下などまだ外に逃げられる場所なら走って逃げてしまうようにしましょう。
そのためには最初から走りやすい格好で立ちんぼを使うことも必要になります。
貴重品を持ち歩かなければ自然と軽装になるので、あとは靴をスニーカーにするなど動きやすい格好を意識しておくといいでしょう。
とはいえ普段から運動していないと急に走って逃げるのは難しいので、あくまで自分の体力を含めての判断になる点は忘れないようにしてください。
まとめ
立ちんぼと美人局はある意味では切っても切れない関係にあります。
裏風俗である立ちんぼで遊ぶにあたっては安全性の確保は完全に自己責任となるため、常に美人局のリスクを頭に入れながら立ちんぼ遊びをするようにしましょう。
美人局への警戒をしっかり行っている男性は普通に商売をしている立ちんぼ女子からも安全な客であると認識されるので、立ちんぼ遊び自体も上手く進むようになります。